お子さんを抱っこしたまま気づけば夕方。頭の重さがだんだん首筋に降りてきて、こめかみのあたりがズキズキ。40代で産後を迎えた方から「20代の頃の産後とは違う頭の痛み方がある」というお話をよく伺います。授乳、抱っこ、夜間の細切れ睡眠、そして加齢による筋力や柔軟性の変化。いくつもの要素が重なる時期だからこそ、頭痛との向き合い方も少し工夫が必要です。高根公団駅すぐの当院で、この年代の産後ママからよく伺うお悩みを整理してみます。
育児で酷使される首肩と、40代産後の頭痛のつながり

頭痛にはいくつかのタイプがありますが、産後の方から相談が多いのは、首や肩のこわばりに関係するタイプです。頭を支えているのは、首の後ろから肩甲骨、背中にかけて広がる筋肉群です。授乳や抱っこの姿勢では、頭が前に出て、あごが上がり、肩が内側に巻き込まれます。この姿勢が1日に何時間も続くと、後頭部の付け根や肩の上部の筋肉が縮んだまま固まりやすくなります。
また、頭部に向かう血管や神経は首の筋肉のすき間を通っています。首まわりの筋肉が緊張すると、そのすき間が狭くなり、こめかみや後頭部の重だるさとして感じられることがあります。40代になると、20代の頃と比べて筋肉の回復に時間がかかりやすく、夜間授乳による睡眠の分断もあいまって、疲労が抜けきらないまま次の日を迎える方が少なくありません。
ご自宅でできることとしては、肩をすくめて2〜3秒キープし、ストンと力を抜く動作を数回くり返すと、肩上部の筋肉が緩みやすくなります。抱っこの合間に思い出したときで大丈夫です。なお、いつもと違う強い頭痛、しびれや発熱を伴う頭痛が出た場合は、無理をせず医療機関の受診をおすすめします。
高根台エリアで暮らす産後ママに多い姿勢のクセ

船橋市高根台は、団地・戸建て・マンションが入り混じる住宅エリアで、坂道や階段のある道もあります。ベビーカーを押して坂を上る、抱っこ紐で買い物袋を持って歩く、といった動作を毎日くり返している方が多い地域です。片手にお子さん、片手に荷物、という左右非対称の負担が続くと、骨盤の傾きや背骨のねじれが定着しやすくなります。
骨盤は身体の土台にあたり、その上に背骨が積み上がって頭を支えています。骨盤が左右どちらかに傾くと、背骨はS字にねじれてバランスを取ろうとし、そのしわ寄せが首の付け根に集まります。産後は出産に伴って骨盤まわりの靭帯がゆるみやすい時期でもあり、そこに育児動作の左右差が重なることで、頭を支える土台がゆらぎやすくなります。
気づいたときに試していただきたいのが、鏡の前でまっすぐ立ってみることです。左右の肩の高さ、耳の位置、骨盤の傾きを見てみると、自分では気づかないクセが見えてきます。高根公団駅から徒歩30秒という立地で、お買い物のついでや保育園の送り迎えの合間にも立ち寄っていただけるので、「気になったそのタイミング」でご相談いただければと思います。
骨格矯正と鍼灸で行う、頭痛へのアプローチ
当院では、骨格矯正の技術を身につけた院長が、骨盤から背骨、頭を支える首の位置までを一連の流れとして確認しています。産後の骨盤矯正では、強い力でバキバキ動かすのではなく、その時点でのお身体の状態に合わせて、動きにくくなっている関節を少しずつ整えるように進めます。「40代の産後で身体が硬くなっている気がする」という方にも、ご負担が少ない方法をご提案します。
あわせて、当院には鍼灸師が在籍しており、鍼やお灸の施術にも対応しています。首の後ろや肩の上部など、手技だけでは届きにくい深い層の筋肉に対して、鍼でアプローチする方法もひとつの選択肢です。お灸の温かさで首肩まわりを温めると、こわばりが緩みやすくなる方もいらっしゃいます。鍼が初めての方には、事前に流れをご説明したうえで、お身体の状態やご希望を伺いながら内容を調整しますので、気になることは遠慮なくお伝えください。
育児の合間に一人で悩みを抱えたまま過ごすと、頭痛だけでなく気持ちの余裕も削られていきます。「病院に行くほどではないけれど、この頭の重さをなんとかしたい」というときに、身体の側から整えていく方法があるということを知っておいていただけたらと思います。
40代の産後は、育児の負担と身体の変化が重なりやすい時期です。首肩のこわばり、骨盤まわりの左右差、睡眠不足。ひとつずつ丁寧にほぐしていくことで、頭痛との距離も少しずつ変わってきます。高根公団で頭痛にお悩みの産後ママは、まずはお気軽にご相談ください。
よくある質問
Q. 産後すぐでも骨盤矯正は受けられますか?
A. 産後の骨盤矯正は、お身体の回復状況によって始めやすい時期が変わります。悪露の状態や体調、帝王切開の有無などを伺い、その時点で無理のない内容をご提案します。ご不安な点があれば、事前にお電話やLINEでお知らせいただければ、目安の時期についてもご案内します。
Q. 鍼は初めてで少し怖いのですが大丈夫でしょうか?
A. 鍼が初めての方には、使用する鍼の太さや刺激の程度をお伝えしたうえで、体調や希望を伺いながら内容を調整しています。無理に本数を増やすことはしません。お灸との組み合わせや、鍼を使わない手技のみの施術もありますので、その日のご希望に合わせてご相談いただけます。
Q. 子連れで通っても平気ですか?
A. お子さん連れでご来院いただく産後の方はいらっしゃいます。ただし院の入口には段差があるため、ベビーカーでのお越しの際は事前にお伝えいただけると流れがスムーズです。抱っこ紐でのご来院も可能です。ご不安な点は予約時にお知らせいただければと思います。
