手足の先が冷たくて夜なかなか寝つけない、デスクワーク中に足元だけがひんやりする。そんな冷えの悩みは、女性だけのものではありません。「男なのに冷え性なんて」と人には言いづらく、ひとりで冷え性の治し方を調べている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、男性の冷えが起こりやすい背景と、今日から試せるセルフケアを、船橋市の高根公団接骨院の視点からお伝えします。
男の冷え性はなぜ起こる?筋肉があっても手足が冷えるわけ

「冷え性は女性のもの」というイメージ
一般的に、男性は女性より筋肉量が多い傾向があり、そのぶん冷えにくいと言われてきました。ただ、筋肉が多ければ冷えないかというと、そう単純でもないんです。
運動の機会が減る30代以降は、筋肉を使う時間そのものが少なくなります。見た目はがっしりしていても、一日中座りっぱなしで脚の筋肉がほとんど動いていない。そんな方は珍しくありません。デスクワーク中心の生活だと、若い頃より手足が冷えやすくなったと感じる男性がいるのも自然なことなんです。
熱をつくる筋肉と、熱を運ぶ血流
体の熱の多くは、筋肉がつくっていると言われています。その熱を手足の先まで届けているのが血液の流れです。冷えを考えるときは「熱をつくる力」と「熱を運ぶ流れ」、この両方に目を向ける必要があるわけですね。
筋肉がこわばって動きが少ないと、まわりの血管も縮こまったままになりがちです。指先や足先のような体の末端は心臓から遠いぶん、流れの影響を受けやすい場所だと考えられています。
手足の先だけ?下半身ぜんぶ?冷え方のちがい
ひと口に冷え性といっても、感じ方は人それぞれ。手足の先だけが氷のように冷たい方もいれば、腰から下がずっとひんやりしている方、お腹まわりが冷えやすい方もいらっしゃいます。
ご自分がどこで、いつ冷えを感じやすいか、一度意識してみてください。朝の通勤中なのか、夕方のオフィスなのか、寝る前の布団の中なのか。タイミングがわかると、次の章で紹介する対策も選びやすくなりますよ。
デスクワークや晩酌の習慣と、男性の冷え性の関係

座りっぱなしで、ふくらはぎが休みっぱなし
ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれることがあります。歩いたりつま先立ちをしたりするたびに筋肉が縮んではゆるみ、足にたまった血液を心臓へ押し戻す手助けをしている、と言われているためです。
ところが長時間のデスクワークでは、この筋肉がほとんど働きません。膝を曲げて座り続けると脚の付け根も圧迫されやすく、夕方になると足先が冷えてむくんでくる、という流れが起こりやすくなります。立ち仕事の方も、同じ場所にじっと立っている時間が長いと似た状態になりがちです。
晩酌の一杯と、たばこの影響
お酒を飲むと体がぽかぽかしますよね。アルコールには皮膚の血管を広げる働きがあり、温かく感じるのはそのためだと言われています。ただ、広がった血管から熱が外へ逃げやすくなるので、しばらくすると逆に体が冷えてくることもあるようです。
たばこに含まれるニコチンには、血管を縮める作用があるとされています。手足の先の細い血管ほど影響を受けやすいと考えられているので、冷えが気になる方は、本数を見直すきっかけにしてみてもいいかもしれません。
忙しさとストレス、そして自律神経
血管を広げたり縮めたりして体温を調節しているのは、自律神経です。仕事のプレッシャーや睡眠不足が続くと体が緊張モードから切り替わりにくくなり、手足への血流が後回しになりやすいと言われています。「寝ても疲れが抜けない」「肩や首がいつも張っている」という方は、冷えもあわせて抱えているケースがあります。
男性の冷え性対策は、毎日の習慣を見直すところから

シャワーだけの日を少し減らしてみる
忙しいと、ついシャワーで済ませてしまう。そんな男性は多いですよね。湯船に浸かると体の表面だけでなく、筋肉のこわばりもゆるみやすくなります。週に何日かでも湯船の日をつくると、夜の足先の冷たさに変化が期待できます。
とはいえ、熱いお湯に長く浸かればいいわけではありません。消費者庁の注意喚起では、湯温は41度以下、湯につかる時間は10分までを目安にするよう示されています。飲酒後の入浴を避けることや、浴槽から急に立ち上がらないことも、あわせて呼びかけられているんです。晩酌が習慣の方は、お風呂を先に済ませる順番にしてみてください。
引用元:【消費者庁】冬季に多発する高齢者の入浴中の事故に御注意ください!(鹿児島県)
冷たい飲み物と、食事のとり方
仕事中の冷たい缶コーヒーに、帰宅後のよく冷えたビール。冷たいものが続くと、お腹のあたりから冷えを感じやすくなります。一日のうち何杯かを温かいお茶や白湯、みそ汁に置き換えるだけでも十分です。
食事を抜くのも気をつけたいところ。食べたものを消化・吸収するときにも熱が生まれると言われているので、朝ごはんは軽くでも口にしておくのがおすすめです。
「寒くても我慢」をやめる服装の工夫
男性は冷えを感じても、つい我慢してしまいがちです。首・手首・足首の「三つの首」は皮膚のすぐ近くを血管が通っているため、ここを温めると体全体が温まりやすいと言われています。ネックウォーマーや薄手のインナー、締めつけの少ない靴下など、見た目に響かないものから取り入れると、仕事中でも無理なく続けられます。
仕事の合間と寝る前に。冷えが気になる方のストレッチ

椅子に座ったままできる、かかとの上げ下げ
いちばん手軽なのが、座ったままできるかかとの上げ下げです。椅子に浅めに腰かけ、つま先を床につけたまま、かかとをゆっくり上げてゆっくり下ろします。20回ほどを1セットに、1時間に1回くらいを目安にしてみてください。ふくらはぎの筋肉が動くことで、足先まで血液を巡らせる手助けになると考えられています。
会議の前やパソコン作業の区切りなど、やるタイミングを決めておくと続けやすいですよ。
肩甲骨を動かして、上半身の巡りを意識する
パソコンに向かっていると、肩が前に巻き込んで背中が丸くなりがちです。この姿勢が続くと肩甲骨まわりの筋肉がかたまり、腕や手先への流れにも影響すると言われています。
両肩を耳に近づけるようにすっと持ち上げ、そのまま後ろへ回しながらストンと下ろす。5回ほど繰り返すだけでも、背中まわりがほぐれる感覚をつかみやすいと思います。肩を回すときは、肩甲骨どうしを背骨に寄せるイメージを持つと動かしやすくなります。
寝る前は、股関節まわりをゆっくり伸ばす
下半身の冷えが気になる方は、脚の付け根にも目を向けたいところです。仰向けに寝て片膝を両手で抱え、胸に近づけたまま20秒ほどキープ。反対側も同じように行います。股関節のまわりは太い血管が通る場所なので、ここをゆるめておくと、布団に入ってからの足先の冷たさが和らぐことが期待できます。
どのストレッチも、痛みが出るほど強く伸ばす必要はありません。呼吸を止めずに、気持ちいいと感じる範囲で行ってくださいね。
高根公団接骨院では、冷えのご相談も承っています

筋肉のこわばりと姿勢のクセを確認しながら施術します
セルフケアを続けても冷えが気になる場合、筋肉のこわばりや姿勢のクセが関係していることもあります。高根公団接骨院では、首・肩・背中・腰・脚の筋肉の状態や関節の動き、骨盤や背骨のバランスを確認したうえで、手技を中心とした施術を行っています。
骨格矯正の技術を身につけた院長が在籍しており、猫背など姿勢のゆがみが気になる方のご相談も、どうぞお気軽に。鍼灸師も在籍していて、鍼灸の施術も行っています。スタッフは全員が柔道整復師または鍼灸師の国家資格を持っていますので、気になることは遠慮なくお話しください。
施術の内容は、その日の体調やお体の状態に合わせて調整します。ご自宅でできるストレッチや生活のポイントもあわせてお伝えし、冷えにくい体づくりを一緒に目指していければと考えています。
こんなときは医療機関へ
冷えとあわせて、強い痛みやしびれ、発熱を伴う場合は、医療機関の受診をおすすめします。いつもと違う冷え方だと感じたときも、自己判断で様子を見続けず、まずは医療機関に相談してみてください。
冷えが気になり始めたら、早めのご相談を
高根公団接骨院は、京成松戸線(旧:新京成線)の高根公団駅から徒歩30秒の場所にあります。駅からすぐなので、お仕事帰りや買い物のついでにも立ち寄りやすい立地です。ご予約は電話・WEB・LINEから承っていて、当日のご予約・当日受付にも対応しています。
「男なのに冷えで相談するのは気が引ける」と遠慮する必要はありません。手足の冷たさで寝つきが悪い、足元が冷えて仕事に集中しづらい。そんな小さなお悩みからでも、船橋市で体のことを相談できる場所として、気軽に頼っていただければうれしいです。
よくある質問
Q. 夏でも手足が冷たいのは冷え性なのでしょうか?
A. 夏でも手足が冷たいと感じる方は少なくありません。エアコンの効いた室内で過ごす時間が長いと、季節を問わず冷えやすくなると言われています。薄手の羽織りや靴下で足元を守り、温かい飲み物を一日に何杯か取り入れてみてください。気になる状態が続くときはご相談ください。
Q. 冷え性のことで接骨院に相談してもいいのですか?
A. 高根公団接骨院では、冷えが気になる方のご相談も承っています。筋肉のこわばりや関節の動き、姿勢のバランスを確認しながら手技を中心に施術し、ご自宅でできるストレッチもお伝えしています。体調に合わせて内容を調整しますので、気になることは事前にお知らせください。
Q. 靴下を履いたまま寝ると冷え対策になりますか?
A. 締めつけの少ない靴下なら、寝入りばなの足先の冷たさが和らぐと感じる方もいるようです。ただ、きついゴムの靴下は血流を妨げたり、汗で蒸れて逆に冷えたりすることもあると言われています。寝る前に足首を温めておき、眠るときは脱ぐという方法もあります。
