肩こりが右だけ重いのはなぜ?利き手・姿勢のクセと今日からできるセルフケア

右肩に手を当てて疲れた表情を見せる30代の日本人女性

「気づくと右の肩ばかりパンパンになっている」「左はそれほどでもないのに、右だけがずっと重い」。そんなお声を、当院でもよく耳にします。肩こりが右だけに出るときは、利き手の使い方や姿勢のクセなど、毎日の体の使い方に左右差があることが多いと言われています。この記事では、右側がこりやすくなる理由と、ご自宅や職場でできるセルフケアについて、高根公団接骨院からお話しします。

肩こりが右だけに出るのは、体の使い方に左右差があるから

右肩が少し上がった姿勢でノートパソコンを操作する30代の日本人女性

マウスやスマホを持つ右手側に、負担が集まりやすい

パソコン作業で右手にマウスを持つと、右腕だけが少し前に出た状態が何時間も続きます。腕って、思っている以上に重いんです。その重さをぶら下げたまま支えているのが、肩から首にかけての筋肉なんですね。

スマホも似たような状況です。右手で持って親指で操作していると、右肩がわずかに上がり、頭も右へ傾きやすくなります。通勤電車の中、休憩時間、寝る前のひととき。合計すると、かなりの時間を同じ姿勢で過ごしている方も多いのではないでしょうか。

バッグをかける肩、脚を組むクセも見てみてください

ショルダーバッグをいつも右にかけている方は、ずり落ちないよう無意識に右肩を持ち上げています。脚を組む、片足に体重をのせて立つ、横座りをする。こうした動作も、積み重なると骨盤や背骨の傾きにつながると考えられています。

一つひとつは小さなクセでも、毎日くり返せば体はその形に慣れていきます。右だけがこるとき、肩そのものより先に「いつもどちら側を使っているか」を思い出してみると、手がかりが見つかりやすいですよ。

右側でこわばりやすい筋肉

肩こりでよく名前が挙がるのは、首の後ろから肩、背中へ広がる僧帽筋(そうぼうきん)と、首の横から肩甲骨の上の角につく肩甲挙筋(けんこうきょきん)です。どちらも肩をすくめたり、腕を前に出したりする動きで働く筋肉で、右手の作業が続くと縮んだまま休めない時間が長くなります。筋肉の緊張が続くと血流が滞りやすくなり、それが重だるさや張りとして感じられると言われています。

「右肩だけ重い」は、姿勢のクセが積み重なったサインかもしれません

高根公団接骨院での背中の施術全景(京成松戸線 高根公団駅 徒歩30秒)

筋肉は「いつもの姿勢」を覚えてしまう

私たちの体には、重力に負けずに姿勢を保つための筋肉があり、抗重力筋(こうじゅうりょくきん)と呼ばれています。立っているだけ、座っているだけでも、どこかの抗重力筋は働き続けているそうです。

厚生労働省の健康情報サイトでは、日常生活で体にクセがつくと抗重力筋がその悪い姿勢を記憶してしまい、慢性的な肩こりや腰痛につながると紹介されています。座り仕事や立ち仕事のように同じ姿勢が続く場合は、ストレッチなどで緊張をほぐすことがすすめられているんです。

引用元:抗重力筋(厚生労働省 e-ヘルスネット)

骨盤や背骨の傾きが、肩の高さに表れることも

一度、鏡の前でまっすぐ立ってみてください。左右の肩の高さはそろっていますか?

肩の高さの差は、肩まわりだけでなく、骨盤の傾きや背骨のカーブの影響も受けると考えられています。たとえば背中が丸まった猫背の姿勢に、右側への体重のかけグセが重なると、右の首から肩にかけての筋肉が引っぱられ続ける形になります。首や肩だけを見ていても原因がつかみにくいのは、こうした理由があるからです。

抱っこや授乳の姿勢も、片側に寄りやすい動作です

育児中の方からは「抱っこはつい右腕ばかり」という声をよく聞きます。お子さんを片腕で支えながら、もう片方の手で家事をこなす。授乳やおむつ替えで前かがみになる時間も長いですよね。当院では、こうした育児・子育てによる痛みのケアや、産後骨盤矯正のご相談も承っています。

右側の肩こりに、今日からできるセルフケア

高根公団接骨院での肩のストレッチ(京成松戸線 高根公団駅 徒歩30秒)

右の首すじを伸ばすストレッチ

椅子に座り、右手で座面の端を軽くつかみます。こうすると、伸ばしている間に右肩が上がってくるのを防げます。

そのままあごを軽く引いた状態で、頭を左斜め前へゆっくり倒し、右の首すじから肩にかけて伸びを感じる位置で20〜30秒、呼吸を止めずにキープしてみてください。

勢いをつけたり、首をぐるぐる大きく回したりするのは控えましょう。「気持ちいい」と「痛い」の境目の、少し手前くらいがちょうどいい強さです。左側も同じように伸ばしておくと、左右のバランスを確かめるきっかけにもなります。

肩甲骨を動かして、固まった背中に動きを

右だけこっている方は、右の肩甲骨の動きが小さくなっていることがよくあります。両肩をぎゅっと耳に近づけるようにすくめ、ストンと力を抜いて落とす。これを5回ほど。次に、指先を肩にのせて、肘で大きな円を描くように前から後ろへ回します。

デスクワーク中なら、1時間に1回くらいを目安に取り入れてみてはいかがでしょう。立ち上がって背伸びをするだけでも、同じ姿勢をいったん途切れさせることができます。

温めて、こわばった筋肉の血流を助ける

慢性的な重だるさには、温めるケアが向いていると言われています。蒸しタオルを首の後ろから右肩にのせる、シャワーで済ませずに湯船につかる、といった方法なら手軽に続けられそうですね。

ただ、ぶつけた直後や、触ると熱っぽく腫れているようなときは、温めるのは避けてください。いつもの肩こりと様子が違うと感じたら、無理をせずご相談いただければと思います。

片側に偏った毎日を、少しずつ見直すコツ

肩の力が抜けた姿勢で穏やかに微笑む30代の日本人女性

マウスとモニターの位置を変えてみる

マウスが体から遠い位置にあると、右腕が前に伸びたままになり、肩も一緒に前へ引き出されます。キーボードのすぐ横、肘が体の近くにおさまる位置まで寄せてみてください。

モニターが体の正面からずれている場合も要注意です。画面が少し右にあるだけで、首はずっと右を向いたまま。ノートパソコンなら台にのせて画面を目の高さに近づけると、頭が前に出にくくなります。どれも数分でできる工夫ですが、毎日の負担の積み重ねを考えると見直す価値は大きいと思います。

荷物とスマホは「たまに左」で

バッグは駅に着いたら左右を持ち替える、買い物袋は両手に分けて持つ。リュックなら両肩にかけ、ベルトの長さを左右そろえておくといいですね。

立ち仕事の方は、レジや作業台の前でいつも同じ足に体重をのせていないか、ときどき意識してみてください。両足に均等に体重をのせ直すだけでも、骨盤の傾きが続くのを防ぐ助けになります。

スマホも、動画を見るときやメッセージを読むだけのときは左手で持つようにすると、右肩が休める時間が生まれます。最初は違和感があっても、意外とすぐに慣れる方が多いものです。

寝る向きと枕の高さ

いつも右を下にして寝ている、という方はいませんか。横向きのとき、枕が低すぎると下側の肩に体重がかかりやすく、高すぎると首が横に曲がった状態が続きます。

横向きになったとき、鼻から胸の中央までがほぼまっすぐになる高さがひとつの目安です。タオルを折って枕の下に足すなど、手持ちのもので調整してみてください。寝返りがしやすいかどうかも、あわせて確かめておきたいポイントです。

右だけの肩こりが続くときは、高根公団接骨院にご相談ください

高根公団接骨院での肩の施術全景(京成松戸線 高根公団駅 徒歩30秒)

いつもの肩こりと違うと感じたら

安静にしていてもズキズキと痛む、腕や手に力が入りにくい、肩だけでなく体調そのものがすぐれない。こうした、普段のこりとは違う感じがあるときは自己判断を控えてください。強い痛みやしびれ、発熱を伴う場合は、医療機関の受診をおすすめします。

当院でお体の状態を確認するときに見ていること

高根公団接骨院では、手技を中心に、お一人おひとりの症状に合わせた施術を行っています。右肩がこっているからといって右肩だけを見るのではなく、首の動き、肩甲骨の位置、背骨や骨盤の傾き、そして普段の姿勢や仕事・家事での体の使い方まで、あわせて確認していきます。

骨格矯正の技術を身につけた院長が在籍しており、スタッフは全員が柔道整復師または鍼灸師の国家資格を持っています。施術後には、その方の生活に合わせたストレッチや姿勢のポイントもお伝えし、変化を確認しながら進めていきます。肩こりのほか、寝違えや首の痛み、五十肩(肩関節周囲炎)、頭痛のご相談も承っています。

ご来院前にメモしておくと伝わりやすいこと

いつ頃から右側がつらいのか、どんな場面で重くなるのか、利き手やお仕事の内容。このあたりをメモしておいていただくと、お話がスムーズです。

当院は京成松戸線(旧:新京成線)高根公団駅から徒歩30秒のところにあり、お仕事帰りや家事の合間にも立ち寄りやすい場所です。ご予約は電話・WEB・LINEから受け付けていて、当日のご予約にも対応しています。お着替えのご用意もありますので、仕事帰りの服装のままでもどうぞ。右肩の重さが気になる日は、我慢を重ねる前に一度お声がけください。


よくある質問

Q. 左利きなのに右肩だけこるのはなぜですか?

A. 利き手だけでなく、マウスの置き場所やバッグをかける肩、寝るときの向き、脚を組むクセなども左右差のもとになると言われています。左利きの方でも右側を使う場面が多かったり、姿勢が右に傾いていたりすることがあるため、日常の動作を振り返ってみてください。

Q. 右肩のこりは冷やすのと温めるの、どちらがよいですか?

A. 慢性的な重だるさには、蒸しタオルや入浴で温めるケアが向いていると言われています。一方で、ぶつけた直後や熱っぽく腫れているときは、温めずに様子を見るほうが無難です。判断に迷うときは、無理をせず当院にご相談ください。

Q. 肩こりで接骨院に行く頻度はどれくらいが目安ですか?

A. お体の状態やお仕事・生活の状況によって変わるため、一概には言えません。高根公団接骨院では、まずお体の状態を確認したうえで、ご都合も伺いながらご来院のペースを相談して決めています。当日のご予約にも対応しています。

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