「唾を飲み込むと後頭部が痛い」と検索すると、知恵袋のような質問サイトに同じ悩みがずらりと並びます。飲み込む瞬間だけズキッと響く、普段は何ともない。だからこそ気味が悪くて、つい夜中に検索してしまう方が多いんですね。ここでは、飲み込む動作と首まわり・後頭部がどうつながっているのか、どんなときに医療機関へ相談したほうがよいのか、そして自宅でできることを、船橋市高根台の高根公団接骨院が整理してお伝えします。
唾を飲み込むと後頭部が痛い|知恵袋でよく見る相談から見えてくること

「飲み込む瞬間だけズキッとくる」という声
質問サイトに寄せられている内容を眺めていると、書き方は違っても訴えはよく似ています。じっとしていれば痛くない、水も飲める、けれど飲み込んだ瞬間だけ後頭部の片側に痛みが走る。朝起きたときから首が回しづらい、という一文が添えられていることも少なくありません。寝転んだ姿勢だと痛みが出やすい、という体験を書いている方もいます。
共通しているのは、痛む場所が「のど」ではなく「頭の後ろ」だという点です。のどが痛いなら想像がつくのに、なぜ後頭部なのか。このわかりにくさが、不安を大きくしているのだと思います。実際、唾を飲み込むと後頭部が痛いというキーワードで知恵袋を読み漁ってしまう方は、痛みそのものより「何が起きているのかわからないこと」に参っているケースが多い印象です。
ネットの回答をそのまま自分に当てはめる前に
質問サイトの回答には、経験者の実感がこもっていて参考になるものもあります。ただ、回答している方が体の状態を確かめたわけではありません。同じ「飲み込むと後頭部が痛い」でも、のど側の炎症が関係している場合と、首の筋肉や関節への負担が関係している場合とでは、その後の過ごし方が変わってきます。
ですから、検索して似た書き込みを見つけたときは「自分と同じかもしれない情報」として受け取っておく。そのうえで、痛みの出方を自分の言葉でメモしておくと役に立ちます。いつから、どちら側が、どの動きで痛むのか。この3つを書き留めておくだけで、あとで相談するときの説明がぐっと楽になりますよ。
のどの動きと後頭部の痛みは、どこでつながっているのか

飲み込むときに働いている首の筋肉
唾を飲み込む動作は、のどだけで完結していません。舌骨という小さな骨のまわりの筋肉が上下に動き、それに合わせて首の前側から側面にかけての筋肉も細かく働いています。首は前も後ろも一枚のつながりのように連動しているため、前側で起きた動きが後ろ側にも伝わるわけです。
首の後ろには、頭を支えるための筋肉が何層にも重なっています。デスクワークやスマートフォンで頭が前に出た姿勢が続くと、この層がずっと引っ張られた状態になります。そこへ飲み込む動作の小さな揺れが加わると、こわばっていた部分が刺激されて後頭部に痛みとして感じられることがある、と考えられています。
頭のつけ根が固まると、痛みが響きやすくなる
後頭部の痛みを訴える方の首を触らせていただくと、頭蓋骨と首の骨の境目あたりが硬くなっている方が目立ちます。この部分には後頭部の皮膚感覚に関わる神経が通っていて、まわりの筋肉が緊張すると、頭の後ろから耳の上あたりにかけて痛みやしびれ感が広がることがあるといわれています。
つまり、痛みを感じている場所と、負担がかかっている場所が一致しないケースがあるということですね。後頭部が痛いのに、実際にこわばっているのは首の下のほうや肩甲骨まわり。こういう組み合わせは珍しくありません。
朝起きたときから痛みがあるなら
寝ている間の姿勢で首に負担がかかり、いわゆる寝違えのような状態になっていることもあります。寝違えでは首を動かせる範囲が狭くなり、特定の方向だけ強く痛むのが特徴です。飲み込む動きでも首の筋肉は使われますから、その動作で痛みが響いても不思議ではありません。
のど側か、首側か。痛み方のちがいを整理する

のどの奥に腫れぼったさや熱っぽさがあるとき
飲み込むときに、のどの奥そのものがヒリヒリする。水を飲むだけでもしみる。体がだるく、熱っぽさもある。こうした感覚を伴う場合は、のどの炎症が関係している可能性が考えられます。首や肩のあたりまで痛みが広がることもあるため、首の不調と見分けがつきにくいんです。
この場合、首をほぐしても痛みの出方は変わりにくいことが多いようです。のどの症状が中心で、体調そのものが優れないときは、まず体を休めることを優先してください。
首の向きによって痛みが変わるとき
一方で、上を向く・横を向くといった動きで痛みがはっきり変わる、押すと響く場所が首や肩にある、飲み込む以外にも咳やくしゃみで痛む。このようなときは、首まわりの筋肉や関節への負担が関係していることが多いと考えられています。のど自体には腫れた感じがない、というのも手がかりのひとつです。
もっとも、両方が重なることもあります。体調を崩した後で寝込んでいた期間が長く、そのまま首の動きが悪くなっていた、という流れも実際にありますから、きれいに二分できるとは限りません。
早めに相談していただきたい場合
痛みが日ごとに強くなる、飲み込むこと自体が難しい、腕や手にしびれが出ている、高い熱が続いている。こういったときは自己判断で様子を見ないでください。強い痛みやしびれ、発熱を伴う場合は、医療機関の受診をおすすめします。まずは体の中で何が起きているかをはっきりさせておくと、その後の対応も落ち着いて選べます。
痛みが出た日から試せるセルフケア

最初の数日は、無理に動かさない
痛みが出て間もない時期は、炎症が起きていることが多いといわれます。この段階でぐいぐい伸ばしたり、痛むところを強く押したりすると、かえって長引くことがあります。痛みが強い日は、首を動かす範囲を痛くないところまでにとどめておく。それだけでも違います。
熱っぽさやズキズキした感じが強いときは、タオル越しに冷やして様子をみる方法もあります。長時間あて続けるのではなく、数分から十数分程度で一度外し、皮膚の様子を確かめながら行ってください。
あごを引いて、後頭部を上に伸ばす
痛みが落ち着いてきたら、首の後ろを軽く動かしていきます。おすすめは、首をぐるぐる回す方法ではありません。背すじを伸ばして座り、あごを軽く引いたまま、後頭部を天井に向かって引き上げるイメージで5秒キープ。これを3回ほど繰り返します。頭のつけ根が伸びる感じがあれば十分で、痛みが出るところまで引っ張る必要はありません。
あわせて、肩を耳に近づけてストンと落とす動きも取り入れてみてください。首だけを頑張らせるより、肩甲骨から動かしたほうが楽になる方が多いです。
枕とデスクまわりを見直す
朝に痛みが出やすい方は、枕の高さが合っていないことがあります。あお向けで寝たときに、あごが上がりすぎず、逆にのどが詰まる感じもしない高さが目安です。タオルを折って微調整するだけでも変わります。
日中の姿勢も同じくらい関係します。画面が目線より低いと頭が前に落ち、首の後ろは一日中引っ張られたままになります。モニターの高さを上げる、椅子に深く座る、1時間に一度は立ち上がる。地味ですが、この積み重ねが首の負担を減らしてくれます。
首の痛みが長引くときに、高根公団接骨院でしていること

お体の状態をうかがうところから
当院ではまず、いつからどんなときに痛むのか、お仕事や睡眠の状況も含めてお話をうかがいます。そのうえで首の動く範囲や、どの動きで痛みが出るのかを確認していきます。飲み込むと後頭部が痛いというご相談でも、実際に触れてみると肩甲骨まわりや背中の張りが強い、という方は珍しくありません。
体調やご状況に合わせて内容を調整しますので、気になることや不安な点は事前にお知らせください。無理に動かすような進め方はいたしません。
手技を中心に、首から背中のこわばりを確認しながら
高根公団接骨院は手技を中心とした施術を行っています。痛む場所だけを触るのではなく、首の前側と後ろ側のバランス、肩甲骨の動き、背中や骨盤の傾きまで見ながら、負担が集中している部分を探していきます。姿勢のクセが残ったままだと、同じ場所に力がかかりやすくなりますから、そこも含めて変化を確認しながら進めます。
スタッフは全員が柔道整復師または鍼灸師の国家資格を持っています。骨格矯正の技術を身につけた院長も在籍しており、猫背や姿勢のゆがみが気になる方のご相談も承っています。ご自宅での寝方や仕事中の姿勢について、その方の生活に合わせたアドバイスもお伝えしています。
首の痛みと上手につきあうために
当院は京成松戸線(旧:新京成線)高根公団駅から徒歩30秒の場所にあります。駅のすぐそばなので、仕事帰りや買い物のついでにも立ち寄りやすい立地です。ご予約はお電話のほか、WEBやLINEからも承っています。
飲み込むたびに後頭部が痛むのは、それだけで気が滅入るものです。検索して同じ悩みを見つけて少し安心したら、次は自分の体で何が起きているかを確かめてみてください。痛みが強い日は無理にほぐさず、まずはご相談いただければと思います。
よくある質問
Q. 唾を飲み込むと後頭部が痛いのですが、寝違えと関係することはありますか?
A. 朝起きたときから首が動かしづらく、その日に痛みが出た場合は、首まわりの筋肉への負担が関係していることがあるといわれています。ただ症状だけで判断はできませんので、痛みの出方をメモしたうえでご相談ください。
Q. 痛みがあるとき、お風呂で温めても大丈夫でしょうか。
A. 熱っぽさやズキズキする感じが強い時期は、長湯を避けてシャワー程度にとどめる方が楽だという声もあります。痛みが落ち着いてから温めるのが一般的な目安ですが、迷うときは無理をせずお問い合わせください。
Q. 痛みが出た当日でも相談できますか?
A. 当日のご予約・当日受付が可能です。お電話のほかWEBやLINEからもご予約いただけますので、ご都合のよい方法をお使いください。混み合う時間帯もありますので、事前にご連絡いただけると案内しやすいです。
