天柱(てんちゅう)のツボはどこ?首こり・頭の重さが気になるときの探し方と押し方

後頭部の首の付け根に手をあてて重だるさを感じている女性

パソコン作業が続いた夕方、後頭部の下あたりがずしんと重くなる。そんなとき、気がつくと首の後ろに手が伸びていませんか。ちょうど指が止まりやすいその近くに「天柱(てんちゅう)」と呼ばれるツボがあります。首や肩のこり、頭の重だるさ、目の疲れと関連づけて昔から紹介されてきたツボで、自分の指でも届く位置にあるのが特徴です。この記事では、天柱の探し方から押すときのコツ、あわせて取り入れたいセルフケアまで、船橋市高根台の高根公団接骨院がまとめました。

天柱(てんちゅう)はどこにある?名前の由来と探し方

高根公団接骨院での首のストレッチ(京成松戸線 高根公団駅 徒歩30秒)

「天の柱」と書くツボの成り立ち

天柱は東洋医学で使われるツボのひとつで、漢字は天と柱。天は頭のあたりを、柱は支えるものを指すと説明されることが多く、頭を支える首の土台という意味合いで名づけられたと言われています。名前を知ると場所も覚えやすくなりますよね。

生え際からたどると見つけやすい

探し方はそれほど難しくありません。少しうつむくと、後頭部の中央に「ぼんのくぼ」と呼ばれるくぼみが出てきます。そこから左右に指一本から二本分ほど外側へずらすと、首の太い筋肉のすぐきわに、指が沈み込むポイントが見つかります。そのあたりが天柱とされる場所です。左右に一つずつあるので、両方を確かめてみてください。

押した感じ方には個人差があります

同じ場所でも、心地よいと感じる方もいれば、思ったより響く方もいます。日によって感覚が変わることも珍しくありません。ミリ単位で正確に当てようと神経質になる必要はなく、「このあたりかな」と探りながら、自分がいちばんしっくりくるところを見つけるやり方で十分だと考えています。なお、ツボを含む東洋医学的なケアは、西洋医学と組み合わせて用いられる相補・代替療法として整理されており、厚生労働省の情報発信サイトでも、こうした療法とどう向き合うかを考えるための情報が公開されています。

引用元:「統合医療」情報発信サイト eJIM(厚生労働省)

首こりや頭の重さの話で天柱がよく登場するのはなぜか

高根公団接骨院での首のストレッチ(京成松戸線 高根公団駅 徒歩30秒)

後頭部で頭を支えている筋肉

頭の重さは、およそボウリングの球ひとつ分にあたるとよく例えられます。その重さを、首から後頭部にかけての筋肉が一日中支え続けているわけです。天柱の位置は、ちょうどその支点となる部分に重なります。首の後ろが張ってくると、多くの方が自然と同じあたりを押さえるのは、体の構造から考えると自然なことなんです。

のぞき込む姿勢が続いたとき

スマートフォンを見る、書類に目を落とす、ノートパソコンの画面を近くで見る。どれも頭が前に出やすい姿勢です。頭の位置が前へ移るほど、後ろ側の筋肉は引っ張られた状態で耐えることになります。デスクワークや立ち仕事で夕方に首が重くなるという声は、当院でもよくうかがいます。

目を使った日ほど首が張るという声

細かい文字を追い続けた日に、首の後ろまで重く感じた経験はないでしょうか。ものを見るときは目だけでなく首も細かく働いていて、目のまわりの緊張と後頭部の筋肉のこわばりは姿勢を通じてつながっていると考えられています。眼精疲労が気になる方から首こりのご相談をいただくことも多く、当院では首まわりだけを見るのではなく、座り方や画面との距離まで含めて確認するようにしています。ここが天柱というツボが、首こり・肩こり・目の疲れという三つの話題にまたがって紹介されてきた理由でもあります。

天柱の押し方|強さよりも、あてる角度と呼吸

高根公団接骨院での首のストレッチ(京成松戸線 高根公団駅 徒歩30秒)

親指の腹で、下から支えるように

両手で頭を包むようにして、親指の腹を天柱にあてます。真後ろから水平に押すのではなく、やや斜め上へ、頭を持ち上げるような方向に力を向けると当たりやすくなります。息を吐きながら5秒ほどゆっくり圧をかけ、吸いながら力を抜く。これを3回ほど、痛気持ちいい範囲で繰り返します。爪を立てず、指の腹全体で支えるのがコツです。

強く押せば変わる、とは限りません

こりが強いほど、つい力いっぱい押したくなります。ただ、指が実際に触れているのは皮膚と筋肉です。強すぎる刺激は、かえって筋肉をこわばらせたり、後から重だるさが残ったりすることもあると言われています。「少し物足りないかな」くらいで止めておくほうが、翌日に響きにくいものです。回数も、思い立つたびに何十回と押すより、朝晩に数回ずつのほうが続けやすいのではないでしょうか。テレビを見ながら、湯船につかりながらといった、ながらの時間に組み込むのもおすすめです。

押さずに休ませたい日もあります

ぶつけた直後や熱を持っているとき、飲酒後、体調がすぐれないときは、無理に刺激しないでおきましょう。寝違えたばかりで首が回らない朝も、まずは動かさずに様子を見たほうが落ち着くことがあります。強い痛みやしびれ、発熱を伴う場合は、医療機関の受診をおすすめします。判断に迷うときは、押す前に一度ご相談ください。

天柱だけに頼らない、一日のなかでできる首のケア

高根公団接骨院での首のストレッチ(京成松戸線 高根公団駅 徒歩30秒)

肩甲骨を動かす60秒

首の後ろだけをほぐしても、肩甲骨が固まったままでは、また同じ場所に負担が戻ってきます。両肩をすくめて2秒キープし、ストンと落とす。次に肘を軽く曲げたまま、肩を大きく後ろへ回す。この二つを合わせて1分ほどで構いません。立ち上がらずにできるので、1時間に一度、区切りのタイミングで挟んでみてください。

画面の高さと座り方を見直す

モニターの上端が目線と同じか、わずかに下にくる高さが目安とされています。ノートパソコンなら、下に台を挟むだけでも頭の前傾が減ります。イスは深めに腰かけて、足裏を床につける。スマートフォンも、顔の高さまで持ち上げると首の角度がずいぶん変わります。細かいようですが、一日に何時間も続く姿勢です。ここを見直しただけで夕方の重さの出方が変わったと話される方もいらっしゃいます。

湯船と睡眠という土台

シャワーだけで済ませた日と、湯船に10分つかった日とで、翌朝の首の動かしやすさが違うと話される方は少なくありません。温めると筋肉がゆるみ、血のめぐりにも変化が期待できます。枕が高すぎて、朝から首が張っているというケースもあります。バスタオルを畳んで高さを微調整してみると、自分に合う厚みが見つかることもありますよ。水分をこまめにとることも含めて、特別な何かより毎日の積み重ねのほうが体には届きやすいと感じています。

首の重さが抜けないとき、高根公団接骨院で行っていること

高根公団接骨院での首・頭の施術全景(京成松戸線 高根公団駅 徒歩30秒)

お体の状態を確かめるところから

ご来院いただいたら、まずお困りの場面をうかがいます。いつから、どんな動きでつらいのか。そのうえで首や肩の可動域、筋肉のこわばり方、立ち姿勢や骨盤の傾きまで触診で確認し、手技を中心に施術を組み立てていきます。当院のスタッフは全員が柔道整復師または鍼灸師の国家資格を持ち、鍼灸師も在籍しています。骨格矯正の技術を身につけた院長もおりますので、姿勢のクセが気になる方はお伝えください。

無理なく続けていくために

体の使い方のクセは、一度の施術で切り替わるものではありません。だからこそ、無理なく足を運べるかどうかが続けるうえでの条件になります。当院は京成松戸線(旧:新京成線)高根公団駅から徒歩30秒の場所にあり、お仕事帰りや買い物のついでにも立ち寄りやすい環境です。雨の日でも駅からすぐという点を、通っている方からよくお話しいただきます。ご予約は電話のほか、WEBやLINEからも承っています。

こんなときは早めに声をかけてください

天柱を押しても重さが抜けない、朝起きた時点ですでにつらい、頭の重さが何日も続いている。そうしたときは、首だけが原因ではない場合もあります。セルフケアで様子を見る期間が長引くより、一度状態を確認したうえでご提案するほうが近道になることもあります。朝の数分、首の後ろを温めておくだけでも日中の負担はずいぶん違いますので、できるところから試してみてください。


よくある質問

Q. 天柱は一日に何回くらい押してもよいですか?

A. 回数に決まりはありませんが、朝晩に数回ずつなど、間隔をあけて続ける方が多いようです。一度に長く押し続けるより短時間で切り上げるほうが、体への負担が少ないと考えられています。押した後に重だるさが残るときは、間隔をあけてみてください。

Q. お風呂上がりと朝、天柱を押すならどちらが向いていますか?

A. 体が温まっている入浴後のほうが、筋肉がゆるんで心地よく感じる方が多いと言われています。朝は動きが固いので、軽めの刺激から始めると無理がありません。ご自身が気持ちよいと感じるタイミングを選んでいただくのがよいかと思います。

Q. 妊娠中や持病がある場合、ツボ押しをしても問題ないでしょうか?

A. 体調やご状況によって向き不向きがあるため、一律にはお答えできません。かかりつけの医療機関にご確認いただくのが確実です。当院でも、状態をうかがったうえで内容を調整しますので、気になることは事前にお知らせください。

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