朝起きたら右のこめかみがズキズキする。夕方になると、右の後頭部だけがずーんと重い。頭痛が右だけに出ると、「どうして片側なんだろう」と気になりますよね。
片側だけの頭痛にはいくつかのタイプがあり、痛み方や場所によって、考えられることが少しずつ違ってくるんです。この記事では、船橋市の高根公団接骨院が、右だけに出る頭痛と首・肩の関係、ご自宅でできるケア、医療機関に相談したい目安をお伝えします。
右だけ痛む頭痛は、まず「痛み方」と「場所」を見てみる

ズキズキ脈打つ? それともギューッと締めつける?
片側の頭痛を考えるとき、いちばんの手がかりになるのが痛み方です。
脈を打つようにズキンズキンと痛み、体を動かすとつらさが増す。光や音がいつもよりまぶしく、うるさく感じる。こうした特徴があるときは、片頭痛と呼ばれるタイプに近いと言われています。名前のとおり頭の片側に出やすい頭痛ですが、両側が痛むこともあるそうです。
一方、頭を帯で締められるような重い痛みがじわじわ続くなら、首や肩の筋肉のこわばりが関わる緊張型頭痛の特徴に近いんです。日本頭痛学会の解説では、緊張型頭痛は圧迫されるような、あるいは締めつけられるような痛みが30分から7日ほど続き、多くは両側に出るとされています。ただ、右の首や肩ばかりがこっている場合、痛みが右に寄って感じられることもあるようです。
引用元:緊張型頭痛(日本頭痛学会)
こめかみ、目の奥、後頭部。どこが痛みますか
場所もヒントになります。右のこめかみから目のあたりにかけてズキズキするなら片頭痛、首の付け根から後頭部にかけて重いなら首まわりの筋肉の緊張が関係しているケースが多いとされています。
後頭部の片側に、ピリッと電気が走るような一瞬の痛みがくり返し出ることもあります。首の後ろを通る神経が刺激されて起こる痛みと考えられていて、髪や頭皮に触れただけで響くように感じることも。ほかに、片方の目の奥がえぐられるように強く痛み、毎日のように同じ時間帯にくり返すタイプもあって、こちらは群発頭痛と呼ばれています。
右だけに頭痛が出やすい人に多い、体の使い方のクセ

マウスを握る右手と、右の首・肩の関係
右手でマウスを操作していると、右肩がわずかに前へ出て、少し持ち上がった姿勢が続きやすくなります。このとき頑張っているのが、首から肩にかけて広がる僧帽筋や、首の横から肩甲骨につながる肩甲挙筋といった筋肉です。
これらの筋肉がこわばると血流が滞りやすくなり、首の付け根から後頭部、こめかみにかけて重だるさが出ることがあると言われています。スマホを右手で持ち、うつむいたまま見続けるのも同じですね。頭の重さは体重の1割ほどとされていて、首が前に傾くほど、首の後ろの筋肉はその重さを支えるために踏ん張り続けることになります。
ノートパソコンを低い机で使っていたり、画面が体の正面からずれていたりすると、首を右にひねった姿勢のまま何時間も過ごすことに。本人はあまり意識していないことが多いので、一度、自分の作業環境を横から眺めてみるのもおすすめです。
噛みグセ、寝る向き、抱っこする腕
手の使い方以外にも、左右差を生むクセは毎日の暮らしのあちこちにあります。
- 食べ物をいつも右側で噛んでいる
- 右を向いて寝ることが多い
- バッグを掛けるのも、子どもを抱っこするのも、いつも同じ側
- 集中すると奥歯をぐっと食いしばっている
噛むときに働く筋肉は、こめかみのあたりまで広がっています。そのため、片側で噛む・食いしばるクセがあると、同じ側のこめかみが張って痛むこともあるんです。育児中の方なら、授乳や寝かしつけのたびに同じ方向へ体をひねっている、ということもよくありますね。思い当たるものが1つでもあれば、そこが見直しの入り口になるかもしれません。
こんな頭痛は、まず医療機関で確かめてください

「いつもの頭痛と違う」と感じたら
右だけの頭痛は、筋肉の緊張や生活のクセと関わっているケースが多いと考えられています。とはいえ、医療機関で原因を確かめてもらいたい頭痛もあります。
たとえば、これまで経験したことのない強さの痛みが急に出たとき。手足に力が入りにくい、言葉が出にくい、ものが二重に見えるといった変化を伴うとき。日を追うごとに痛みが強くなっていくときも、自分で様子を見るより、早めに医療機関へ相談しておくと安心です。片方の目の奥の強い痛みが連日続く場合も、頭痛を専門に扱う医療機関で相談してみてください。
強い痛みやしびれ、発熱を伴う場合は、医療機関の受診をおすすめします。
接骨院で行うのは、筋肉や関節、姿勢といった体の状態に対する施術です。どちらに相談すべきか迷うようなら、医療機関での確認を先にしてもらえればと思います。
頭痛メモをつけておくと、相談がスムーズに
どこに相談するにしても役に立つのが、頭痛のメモです。
- 痛んだ日と時間帯
- 右のどのあたりが痛んだか
- ズキズキ、締めつけ、ピリッなどの痛み方
- そのとき何をしていたか(長時間のパソコン作業、寝不足、月経の前後など)
- 痛み止めを飲んだかどうか
2〜3週間ほど書きためると、「パソコン作業が続いた日の夕方に多い」「寝不足の翌朝に出やすい」といった自分なりのパターンが見えてくることがあります。痛み止めを飲む日が増えてきたと感じたら、それも相談のときに伝えてほしい情報のひとつです。
右側の頭痛がつらい日に。自宅でできる首と肩のケア

ズキズキする日と、重だるい日で対応を変える
セルフケアには、痛み方によって向き不向きがあると考えられています。
脈打つようなズキズキした痛みのときは、温めたり体を動かしたりすると、かえってつらさが増すことがあります。保冷剤をタオルで包んでこめかみや首の後ろに当て、暗めの静かな部屋で横になるほうが楽に過ごしやすいとされています。
反対に、首や肩がガチガチで頭が重い、締めつけられるような痛みのときは、温めるケアが合いやすいタイプです。蒸しタオルを首の後ろに当てる、ぬるめのお湯にゆっくりつかるなどして、こわばった筋肉の血流を促してあげてください。
デスクワークの合間に、あごを引いて首の後ろを伸ばす
パソコン作業が続くと、あごが前に突き出た姿勢になりがちです。1時間に一度くらいを目安に、次の動きを取り入れてみてください。
背すじを伸ばして座り、あごを軽く引いたまま、頭のてっぺんを天井へ引き上げるように首の後ろを伸ばします。そのまま5秒キープして、ゆっくり戻すのを5回ほど。
首を大きくぐるぐる回す必要はありません。痛みが強く出ている最中は無理をせず、楽なときに行うのがコツです。右の首や肩が特に張っているなら、左手を頭の右側に軽く添え、頭をゆっくり左へ倒して右の首すじを20秒ほど伸ばすのも気持ちがいいですよ。
「右ばかり」を少しずつ減らす工夫
マウスを体の近くに置く、バッグを掛ける肩をときどき替える、食事のときは左でも噛むよう意識してみる。どれも小さなことですが、右側に偏った負担を分散させる工夫になります。寝る前のスマホを少し早めに切り上げて、睡眠時間をしっかり確保するのも頭痛のケアのひとつです。
右だけの頭痛と首・肩のこり。高根公団接骨院が見ているところ

首・肩・背中のこわばりと、姿勢の左右差を確認します
高根公団接骨院では、頭痛のご相談で来院された方にまずお話を伺い、どんな場面で右側が痛むのかを一緒に整理します。そのうえで、首や肩、背中の筋肉のこわばり、首や肩甲骨まわりの関節の動き、骨盤を含めた姿勢の左右差を確認していきます。
施術は手技が中心です。右の首すじや肩まわりの硬くなった筋肉をていねいにゆるめ、骨格矯正の技術を身につけた院長が、姿勢のバランスを見ながら関節の動きにアプローチします。鍼灸師も在籍しているため、お体の状態に合わせて鍼灸の施術を組み合わせることも可能です。スタッフは全員が、柔道整復師または鍼灸師の国家資格保有者です。
自宅でのケアと施術、両方で向き合うために
右だけの頭痛は、毎日の体の使い方と深く関わっていることが少なくありません。そこで当院では、施術とあわせて、お仕事や家事、育児の様子に合わせたストレッチや姿勢のポイントもお伝えしています。お体の変化を確認しながら、無理のないペースで進めていくのが当院のやり方です。
高根公団接骨院は、京成松戸線(旧:新京成線)の高根公団駅から徒歩30秒。お仕事帰りや育児の合間にも立ち寄りやすい場所にあります。ご予約は電話・WEB・LINEから受け付けていて、当日のご予約も可能です。
痛みが強い日は無理に首をほぐそうとせず、まずはご相談いただければと思います。右側の頭痛や首のこりが続いてつらいとき、ひとりで我慢しなくて大丈夫ですよ。
よくある質問
Q. 右だけの頭痛が続くとき、市販の痛み止めは毎回飲んでもいいですか?
A. 市販の痛み止めは、用法・用量を守って使うのが前提です。日本頭痛学会は、鎮痛薬を飲みすぎるとかえって頭痛が悪化することがあるとして、使用は週に1〜2日程度にとどめるよう呼びかけています。飲む日が増えてきたら、医療機関や薬剤師に相談してみてください。
Q. 頭痛や首こりの相談で接骨院に行くとき、どんな服装がいいですか?
A. 首や肩まわりの状態を確認しながら施術するので、動きやすい服装だと楽に受けていただけます。高根公団接骨院にはお着替えのご用意がありますから、お仕事帰りのスーツや制服のままでも、気にせずお越しください。
Q. 右側の頭痛は、枕の高さと関係がありますか?
A. 枕が高すぎたり低すぎたりすると、首の筋肉が緊張したまま眠ることになり、朝の頭痛や首の重さにつながることがあると言われています。右を向いて寝ることが多い方は、肩幅に合った高さかどうかも見直してみてください。合う高さは体格によって変わります。
